牛女ウガンダ奮闘記

牛女ウガンダ奮闘記

牛女のウガンダ留学語りブログ

ウガミルクプロジェクト紹介するよ

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こんにちは。牛女です。

 

12月に入ったのに雨季が全然終わらん!!!!!

11月までって聞いてたのに…

はよマンゴーを貪れる季節になってくれ…!!!

 

因みに雨季のウガンダはこんな感じ↓

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なんかめっちゃ分かりにくいけど、

アホほど降って、まじでスコールってくらい降って、

数分で通り過ぎていくという。

なんとも分かりやすい天気です(笑)

羊たちが心なしか萎れて見えて、

いつもは頭突きしてきたり憎たらしいけど

この時だけはちょっとだけ可哀そうになるんよなぁ…

 

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雨上がり、鼻ズルズルさせながらフレーメンするロミオ↑

※フレーメンとは。

哺乳類で見られる行動。オスが発情してるメスのフェロモンを感じ取るために、唇をべろーんてして鼻腔に蓋をして、鋤鼻器でフェロモンを感知しようとする生理現象。って習ったけど別にフェロモンだけじゃなくて色んな匂い感じ取ってるらしい(自分の尿とか、人間の生活臭とか)。そういえばケニアの国立公園でフレーメンした後メスのケツ追いかけて見事成功してるウォーターバックと遭遇した時はほんと生命の尊さに感動せずにはいられなかった。(←繁殖オタク) 因みにヒトは鋤鼻器が退化してるのでフレーメンしない。フレーメンしてる人がいたらきっと鋤鼻器が痕跡器官として残ってる人だから、誰かの発情や未知の臭いを感じ取ってるんだなとそっとしてあげて下さい。

 

 乾季来たら来たで水不足に困るんやろうけど…

うちの職場はなぜか断水してるので(検査機関なのにね)

スコールの時にごついバケツいくつか外に出して水貯めてます

(↑ほんと一瞬でバケツいっぱいになるよ)

 

こんな気分屋の雨季も12月に入ったのでそろそろ終わるはず…!!!

マンゴ―マンゴーマンゴーマンゴーマンゴー!!!

 

 

ウガミルクプロジェクト

雑な前振りでしたが

前回のブログでほのめかしてた、

牛女がウガンダでどう牛女してるかお話しします。

 

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私がお世話になってる受け入れ先、正式名所を

JICA草の根パートナー型技術協力事業「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」

と言います。

略して「ウガミルクプロジェクト」←呼んでるの私だけ

 

2016年10月から2019年9月までの3年間の契約で

ムバララの農家さんの牛乳生産量と品質UP👆👆を目指し

獣医疫学的なアプローチで支援するプロジェクトです。 

 

 

え?????

アフリカで酪農??????

 

 

 って思った人、絶対いるでしょう!!!

 

分かる、分かりますよ。

酪農と言えば北海道とか北欧のイメージですよね。

ウガンダみたいな赤道直下、激暑なとこで酪農って

イメージつきにくいんではなかろうかと。

(実際トビタテ二次でも聞かれたし↑)

 

いやいやいや、だがしかしBUT。

ウガンダ西部は他の東アフリカの国々とは訳が違うんでございます。

これ、話し出したら止まらんから

どっかの投稿で語りますね★

(もう既にこれ書きながら興奮してきてるヤツ← ← ←)

 

 

話を元に戻して、

このプロジェクトの3年間の流れが一瞬で分かる図をどーーーーーーーーん

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こんな感じの流れで

日本人獣医さんとウガンダ人カウンターパートさん達が

築き上げて下さったものに乗っかり、

普及活動ラスト2カ月という所から私の活動がスタートしました。

 

普及活動って実際何やってるかというと

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こんな感じのことしてます。

 

………

写真撮ってるだけじゃねぇか。

 

ケータイの写真見返してても

農家さんとか牛とか羊とか子供の写真ばっか…

 

実際、農家さん行ったら必ず写真撮らせてもらってるけど

ちゃんと普及活動もしてます!

 

介入パッケージっていう

衛生的な酪農のハウツーリーフレット的なものがありまして、

(プロジェクトで作成されたやつ↑)

ワークショップとか農家さん巡回でこの介入パッケージをレクチャーしてます。

 

要は、超泥臭-----く
衛生的な酪農の大切さともたらす効果について伝え続ける

という活動をしてるわけです。

 

ムバララは酪農の盛んな地域ではあるけど、

一頭当たりの乳量は日本の牛の半分以下

アフリカならではの病気が蔓延してて

(おそらく)その病気予防のための殺ダニ剤が原因で失明してる牛がいたり

搾乳するパーラーなんてない且つ水がない状況で

うんこだらけの土の上で清潔じゃない手で搾乳してたり

ワーカーが安月給だったり

数ヶ月も給料支払い滞納されてすぐワーカーが辞めちゃったり

 

問題はいくらでもあるけど、

 

ムバララの土地の豊かさや

ウガンダ象徴のアンコレ牛がいたり(乳量は出ないけど)

BCSが割と良い子が多かったり

中国がガンガン入って来てコンクリ道路作りまくってくれちゃってるおかげもあり

(水道管整備する前に道固めちゃうから後で管通す時どうすんのかなあとは思うけど)

国内のコールドチェーンが開拓されつつあったり

 

っていうのを目にすると、

 

ウガミルクが世界に進出する未来は近いかもしれない…!

ウガンダの酪農の可能性をひしひしと感じ

うおおぉおぉぉぉおおおおお!!!!!!!

ってなってる今日この頃です。笑

 

興奮冷めやらぬ中

停電にも負けずブログ書いてるなうです。

(停電でノーネットワークなの忘れて下書き更新しようとして、書き足したとこ全部消え去った時はウガンダ来て初めて停電を恨んだ←自分が悪い)

 

そんな停電の夜考えてたこと。

ウガンダの酪農のリアル

ウガンダの酪農周りのシステム

・国際協力と支援について思うところ

ウガンダコールドチェーンについて

書きたいなぁ酪農って話し出したらどこまでも繋がってくんよぁ

と思いつつ下書きばっかり増えてるチキンです。

(自分の考えを発信するのにまだ慣れないヤツ↑)
 

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そういうことで、ムバララのカフェから牛女でした🐄

Kale!