牛女ウガンダ奮闘記

牛女ウガンダ奮闘記

牛女のウガンダ留学語りブログ

ウガンダの家畜マーケット🐄カオスで人が暖かい

f:id:ugandacowcowdiary:20190317012814j:plain



 

 

こんにちは。牛女です🐄

 

 

 

最近気づいたこと。

ウガンダは紫外線がやばい。

今更過ぎ👆(ウガンダ滞在5ヶ月目)

赤道直下+標高高い+毎日フィールドワーク

= やばいやつ。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190317041604j:plain

出典:環境省

 

 

標高高くて寒いこと多かったから

全然気にしてなかったけど

よくよく考えたらやばいもう数年でシミおばさん…

日焼け止め気が向いた時しか塗らんかった自分を恨む…

(月一くらい☺)

これからちゃんとケアします。←

 

 

 

ウガンダの家畜マーケットとは

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190317042053j:plain

 

 

うちの獣医オフィサーが牛の見定めするとかなんとかで

家畜マーケットについて行ってみました。

 

 

 

ムバララとチルフラ(ムセベニ大統領の故郷)の県境にある割と大きめのマーケット。

一応メインロード沿いにあります。(全然舗装されてないしマタツも通ってないけど)

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005217j:plain

 

 



メインロード曲がってすぐ、何やらヤギと羊の鳴き声が!

ぅお!!!賑わってる!!!!家畜臭も漂ってきた!!!

やばい興奮する!!!!!!!!!!(変態)

ってな感じでテンション高めにマーケット到着。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005353j:plain

 

 

 

着いてすぐ広がる羊とヤギの光景。

因みに皆さんヤギと羊の見分け着きますか??

写真手前の絡み合う2頭が羊🐏

左奥に一頭佇む黒いやつがヤギ🐐です。

 

 

 

到着してまず感じたこと。

Chaos....... This is CHAOS.....

 

 

Chaos point その1;

動物が逃走してる

 

Chaos point その2;

追いかけてる間に他の動物が逃走してる

 

Chaos point その3;

明らかに不健康なやつが普通に売られてる

 

 

 

健康状態は全力でなんとかすべき問題やけど、

1と2は考えようよwww

と心で突っ込み入れつつ、

ヤギが逃げる方向に仁王立ちして囲い込むの

ちゃっかり手伝ってる私、だいぶ馴染んできたなぁ…

 

 

 

ヤギ・羊エリアを超えて奥に進むと牛エリアが。

 

 

 

仔牛から親牛まで広く区切られた空間に放たれてる。

売り子が何人かいて、それぞれ自分の売る担当牛があるようです。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005545j:plain

 

 

 

ゼブ牛 Bos primigenius indicus

インドとか南アジアで家畜化されたものが

暑さに強いとかでアフリカにも持ち込まれたらしい。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005512j:plain

 

 

 

どーーーーーーーーーーーん!!!!

アンコレ地域原産、アンコレ牛さん!!!!

かっけぇぇぇなぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005525j:plain

 

 

 

でも、牛は特に健康状態がよろしくない子が多い…

いつも訪問してる農家さんも牛の状態はピンキリやけど

ここまでげっそりでダニだらけ、毛艶悪い牛たちを一度に見るのは初めて…

 

 

 

ムバララでかなり大きな問題になってる吸血ダニ。

東海岸熱(ECF)という家畜疾病の病原体の運び屋。

数日かけて吸血して元のサイズの何十倍とかに膨張する。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005410j:plain

 

 

 

吸血するダニたち。吸血前は平ぺったくて小さいの。

だから毛の奥深くまで入り込む厄介な奴。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318010053j:plain

 東海岸熱とは

East coast fever(東海岸熱)とは、Theileria parvaという血液原虫が牛や水牛の血中に侵入することで生じる感染症。この病原体を媒介するのがコイタマダニで、感染ダニに吸血されると病原体がリンパ球・赤血球で発育・増殖し発熱や黄疸などの症状を引き起こし、致死率70%だそうな…

 

 

 

もうこのダニたちが遠くから見ても分かるくらい

乳房とか陰唇回りとか顔とか至る所についてて…

BCSもかなり低くて、明らかに真菌のやつもいて…

一体誰が買うんやろう。と思いつつ、

声かけてきた売り子セボに話聞いてみました。

 

 

 

この牛いくらするの?

仔牛(2歳)で2万円。成牛で6万~7.5万円だね。

 

安いね… 品種とか性別で値段変わるの?

関係ないよ、値段は全部体重で決まるんだ。

 

(まじか…病気でも健康体でも同じ体重なら同じ値段…)
じゃあセボはこの子いくらで買ったの?

売値の1/3くらいの値段だね。
この仔牛(2歳)は6000円で買ったよ!

 

まじで!?安いね…

こんなもんだよ相場は(笑)

 

 

 

とまあ、こんな感じのやりとりしつつしばらく雑談して、

そんな中で見えてきたこと。

 

 

 

 現地の人たち、

ダニのことめちゃめちゃ気にしてる

 

 

 

元気ない牛や死亡した牛は全部ECFだ!

と言わんばかりに熱弁してきはる…

そういえば獣医オフィスのラボにもよく

農家さんが血液サンプル持ってくるけど、

だいたいECFかブルセラかどっちかしか疑ってなくて。

さらに血液検査って言っても、

ギムザ染色とローズベンガルしかせんから

これで結果出んかったらなんてアドバイスするんやろ…

往診した方が絶対いいんやけど、

それはフィールド獣医がやってて完全分業やしな…

(フィールド獣医って言っても自称獣医が多いから知識と技術は非常に心配ではある)

 

 

 

大前提としてダニがいっぱいいるから

ECFの罹患率も高いという事実は存在するので、

みなさん必死にECF対策をしてます。

殺ダニ剤を定期的に放牧地に撒いたり、

ECFのワクチン打ったり 。

 

 

 

でも、こんだけしてても全然効果がない!

国は我々を騙してる!あいつらは薬を売れりゃいいんだ!

と憤慨しておられる方もちらほら。

実際イリーガルな殺ダニ剤出回ってたりするし、

新しい殺ダニ剤売り出しても成分前のやつと何が違うん?

ってこともあったりするし、

農家さん達が言ってる事実も実際あるんやろう。

 

 

 

でもね、

殺ダニ剤はずっと同じ成分のもの使ってたら耐性ついちゃうんですよ。

だから異なる成分の殺ダニ剤ローテーションで使おうね。

あとワクチンはそんな頻繁に打つものじゃないのよ、安全なものではないからね。

というアドバイスを資料見せつつ根気よく話してみたら、

「ぁ、そうなの?ぇ、この資料もっとちょうだい?」と。

 

 

 

なんて素直なんや…なんかいいことした気分…

殺ダニ剤は今政府がダニ調査したりしてて

新しい製品もお試しで無料配布されたりしてるけど

結局正しい使い方できてないんだなぁこれが…

これは、もっと色んな地域のオフィサー巻き込んで

レクチャーする機会が必要やなぁ…

 

 

人懐こくて素直なひとたち

  

 

実は私、最初はマーケットの雰囲気が掴めず少し緊張してました。

家畜を売る場所なので直接大きなお金が動く場所で

病気の子とかいるんやろうなということは想像できて

でもあんまりそういう所触れられたくないよなぁ

屠畜場で有鈎条虫とか出た肉を捨てろーって指示したら

殺すぞって脅されたって話も聞くくらい

現地の人にとっては売り上げに執着する場所なんやろう

ということを想像して行ってたので…

 

 

 

だがしかし、柵の外からじーーーーーと動物を見てると

こいつはいい羊だぞ90000シル安いぞ

Hey China! Hey Germany!(なぜGermanyチョイス…)

てな感じでめちゃめちゃ売り子たちが集まってくるので

これ何歳?大人はいくら?

めっちゃダニついてない?

とかちょっと突っ込んで聞いてみたりしたら

普通に答えてくれた。

「いや、ほんとダニはこの国のBig Issueだよ。

殺ダニ剤も効かないし云々…」

 

 

 

で、最後には「Photo me!!!!!!」って。

「ぇ、写真撮らせてくれてもお金あげないよ???」

「何言ってんだいいからセルフィ―しろ!」と。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005638j:plain

 

 

 

別の場所でしゃがんで黄昏てたら突然

「Camera! Photo!!!!!!」と。

めんどくさいなぁって素振り見せつつ

内心ルンルンで撮らせてもらう。

f:id:ugandacowcowdiary:20190317013603j:plain

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190317012814j:plain

 

 

 

向こうから写真せがまれるの新鮮で

絶対スマホ隠し撮りしか無理やろなぁと思いつつ

ダメもとで持ってきてたカメラさんまさかの大活躍。

嬉しい……

 

 

 

そしてこのセボ、牛コーナーで牛とにらめっこしてる私に声かけてきた。

f:id:ugandacowcowdiary:20190318005403j:plain

 

 

 

最初声かけられた時はリサーチャーか?

って聞かれたのでちょっとドキッとしたけど、

酪農にフォーカスしたプロジェクトやってて

牛のバリューチェーン知りたいんだって素直に話したら

嫌な顔ひとつせず質問に全部答えてくれたセボ。

 

あなたはほんとに暖かい人です…

マーケットは毎週金曜日やってるからいつでもおいで。

Most welcome!やと…

 

 

 

マニアック余談

ニの分布について、現地のフィールド獣医さんから聞いた話をちょこっと紹介。ウガンダはcattle corridorという牛の飼養に適した気候と土地に恵まれたエリアが北東から南西に帯状に分布している。結構気候変動とか乳製品の調査で研究されてるエリアで有名らしい。

ムバララはcattle corridorにドンピシャ含まれていて、お隣の県チルフラに次いで酪農が本当に盛んな地域なんです。が、酪農が盛んなエリアということは牛にひっついてダニさんもたくさん生息するエリアということになり、やはりECFも結構みられるんでございます。

で、この前たまたまチルフラでフィールド獣医さんしてるセボがオフィスに検体持ってきたので話こんでまして。ダニの話になったところで、「知ってるか?ここはcattle  corridorに含まれるエリアなんだ。だからダニがいっぱいいる。ブシェニ(ムバララの北西1時間ほどにある県)はぎギリギリcattle corridorに入らないから農家の規模も小さくてダニもいないんだ。」と。

「え。こんな距離感でそんなに気候条件とか土地とか変わるの…!!!ムバララしか知らんからここがウガンダのスタンダードになっちゃってるよ私…!!!」

「You should visit and see a lot of places in Uganda.」やってさ…いぐざくとりー…

 

 

 

ダニのこと話し出したらもっと情報あるなぁ。

Cattle corridorもかなり奥が深い。 

ここらへんの話もつらつら書いていきます。

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190319020347j:plain

いつものチャイ+チップスさんと供に

いつものカフェから牛女でした。

 

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190319020349j:plain

このケチャップね、高くておいしいやつなんやけど

出す時どうがんばっても飛び散るし出すぎるのよね…

日本製品ってやっぱり素晴らしいなと思う瞬間。

 

Kale!

 

 

 

ウガンダの農家さん①仲良し農家さん

f:id:ugandacowcowdiary:20190218012142j:plain

 

 

こんにちは。牛女です🐄
最近よく、牛女ってどう読むの?

ぎゅうじょ?うしおんな?

と聞かれます。

 

 

迷ってた皆様、是非

 

 

うしおんな🐄

 

 

とお呼びください。

(ぎゅうじょって発音しにくくない…??)

 

 

さてさて、今回からは

プロジェクト協力農家さんの様々なキャラクターについて紹介していきたいと思います。

 

 

仲良し農家さんの特徴

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190218012142j:plain

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190218014459j:plain

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190218014510j:plain




 ウガンダの農家さんは、

 

 

 

1.土地を所有するオーナーさん

2.動物の管理を指示するマネージャー

3.マネージャーのもと働くワーカー

 

 

 

の三層構造をとるのが一般的なかたちです。

(自給自足程度の小規模家族経営とは区別してますが)

そしてこの三者間の関係性、ワーカーさん達の関係性が

その農家さんのキャラクターを形成しています。

 

 

 

オーナーさん家族+数名雇われワーカー

オーナーさんは首都やケニアに住んでおりマネージャーとワーカーのみ常駐

ワーカーがたくさんいて入れ替えが激しい

などなど、農家さんの背景は本当に様々です。

 

 

 

が、一つ共通して言えるのは、

仲の良い農家さんほどプロジェクトの普及活動に協力的ということです。

 

 

 

家畜まわりの物品購入についてはオーナーさんが権限を持つことが多いため、

オーナーさんとワーカーの関係が近いほど家畜のケアもスムーズに行われやすく

プロジェクトでオススメしている方法も積極的にトライしてくれていたり

 

 

 

オーナーさんがほぼ無関与の農家さんでも、

ワーカー同士が仲良しの所では情報がきちんと共有され

新しいものを購入せずともできる範囲内で実践してくれたりしています。

 

 

 

例えば、

タオルもバケツも持ってなかった農家さんが

タオルとバケツを購入して、

タオルを干すためのフックまで用意してくれたり

f:id:ugandacowcowdiary:20190314113558j:plain

 

 

 

ちゃんと搾乳前に手を洗えるようタンク用意してくれたり

f:id:ugandacowcowdiary:20190314114642j:plain

 

 

 

搾乳前の乳頭洗浄は一頭一布を守って

タオルを消毒液に数分浸す工程も守ってくれてたり

f:id:ugandacowcowdiary:20190314114716j:plain

 

 

 

フィンガーミルキング(指で引っ張る搾乳方法)じゃなく

ハンドミルキングを実践してくれてたり

f:id:ugandacowcowdiary:20190314114711j:plain

 



個体識別すらあやふやな農家さんもある中

乳量を記録し始めてくれたり

f:id:ugandacowcowdiary:20190314120913j:plain

 


 

これ、非常に些細な変化に見えるかもしれませんが、

プロジェクトは農家さん達に一切お金や物を渡してなくて、

技術と知識だけGiveしてるわけで、

もちろん強制もしてなくて、

 

 

 

その上で農家さん自らが実践してくれるというのは

大きな大きな一歩なんです

 

 

 

だって、

本当なら従来のやり方の方が楽で早いんです

タオルで乳頭拭かなくても手搾りだから乳房炎はそんなに多くなかったし

クオリティ求めなくても乳価は変わらんし

フィンガーミルキングの方が手が疲れず早く絞れるし

 

 

 

でも、

搾乳衛生や乳頭へのダメージが乳質と乳量に影響することを理解して

信じて実践してくれる農家さんたち。

自分でお金や手間かけてでも、

やろう!と思ってもらうことが

私達の普及活動を行う上では本当に大切で

大きな第一歩になるわけです。

 

 

 

ちょっと熱くなってしまいましたが

こういう些細な変化に一喜一憂しがちな私は

協力的な仲良し農家さんに足しげく通って

ここを起点にもっと広めていきたいなと妄想したりしています。

 

 

 

フィールドワークは、

 

 

 

地道・泥臭さ・根気

 

 

 

がキーワードやなぁと感じつつ、

小さな変化にめちゃくちゃ心が満たされる幸福感は

それはそれで癖になる。と、たくさん学んでおります。

 

 

 

Give me your phoneとかTake me to Japanとか言われても

バケツ買ってくれてありがとう。

手洗ってくれてありがとう。

という感じです。(会話にはなってない。)

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190314123019j:plain

オフィスを覗きながらバナナピール食べたいと訴えるロミオたん🐑に見つめられ

今日もポランポランな牛女でした。

 

 

 

Kale!

 

 

 

ウガンダの市販牛乳は生で飲める?

f:id:ugandacowcowdiary:20190302012806j:plain

 

 

こんにちは。牛女です🐄

 

 

突然ですが、アフリカに住むアジア人あるある。

歩いてたらHey China! ニーハオ!と絡まれる。

ウガンダ在住アメリカ人友達、見た目The American!って感じの子やけどChinese!って言われるらしい…肌白けりゃみんなChinaなんかい…中国の知名度やっぱ恐ろしいな…)

 

 

最初は抵抗してティンダムチャイナ!(I'm not chinese)とか無視したりしてたんですが

最近はもう你好!返しからの覚えたて現地語攻めで仲良くなり

日本人!!!アピールをして去っていくというやり方で落ち着きました。

 

 

中国人じゃない?韓国人でもない?じゃあ何人なんだ?

と言われてしまう日本の知名度の低さよ…

 

 

あなた方が毎日乗ってる車やらバイクやらマタツはどこから来てるか知ってる…??

車のエンジンかけたら「ETCカードが挿入されていません」ってしゃべるでしょう…?

というやりとりをしつつ、

まぁ彼らにとっての日本人friend第一号になれたからいいやと開き直ってます。

 

 

ウガンダの市販牛乳は生で飲めるのか問題

 

 

ウガンダで牛女をしていてよく聞かれること

 

 

ウガンダの牛乳って生で飲めるの??」

 

 

ウガンダで手に入る牛乳には、

一、集乳所の牛乳(地域農家さんが直接ミルク運んでくる所)

二、加工乳(乳製品会社が殺菌処理して販売)

のふたつが存在するわけですが(どこでもそうか)

 

  

結論から言うと、

市販の加工乳は生で飲めます。

毎日500ml飲んでますがお腹壊したことないです。

ただ、美味しくはないです…

 

  

とは言っても、私昔から

独自の貪食細胞を飼ってるだの独自の免疫系を持ってるだの

腸内細菌叢がおかしいだの言われてきたくらい何を食べても平気だったので、

私の体で証明するのは説得力がないかしら…

 

 

ということで、生物学的に検証してみました

 

 

加工乳を培養してみた

 

スーパーで500ml真空パックのロングライフミルクを購入。

比較のため6社分3L購入。(どうやって消費しよう…)

単価約60円。

f:id:ugandacowcowdiary:20190302012806j:plain

 

 

 

ラボで血液寒天培地(自作)にまき

(クリーンベンチなんてないので気持ち程度の滅菌状態にしかできないけど…)

f:id:ugandacowcowdiary:20190302013209j:plain



 

 37℃ 24時間インキュベート。

f:id:ugandacowcowdiary:20190304182438j:plain

 

 

 

そして24時間後、培養結果がこちら

 

 

 

 

 

 

 

 

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190302023144j:plain

  

 

 

コロニーひとつもはえてない…!!!!

ほんまにきれい、すごい。

 

  

というのも、これロングライフミルクと言って

超高温殺菌され外気完全にカットされパッキングされた状態で市場に出回ってるので、

消費期限3カ月とかなんです。

 

 

 

ということで、消費期限さえちゃんと守ってれば

ウガンダでも冷たい牛乳が飲めます🐄!

 

  

 

因みに消費期減1カ月くらい過ぎた牛乳たち(未開封)を培養してみたところ、

(3Mペトリフィルムというシートタイプの培地(普通寒天培地)に1mlサンプル垂らして専用の重しでベチョッとするだけ。37℃48時間培養。)

f:id:ugandacowcowdiary:20190314081311j:plain

 

 

 

結果:TNTC(Too Numerous to count).

ピンク色のドットが全部コロニー。

 

 

 

つまり、

飲めるレベルの細菌量を優に超えてる。

 

 

 

結論、

消費期限はしっかり守りましょう。

 

 

 

今度は各社飲み比べしてみたいなぁ…

味音痴(何でもおいしい)やけど←

 

 

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190314082811p:plain

もはや常連になったローカルレストランから牛女でした。

差し出した私の右手を華麗にかわしてマトケに突き刺されたフォーク。

こういうDon't mindなサービスが癖になりつつあるポランポランなウガンダライフです。

 

 

 

kale!

 

 

 

 

集乳所の牛乳vs市販の牛乳でアフリカンティー飲み比べしてみた話

f:id:ugandacowcowdiary:20190210214056j:plain

集乳所に運ばれてきたミルクを網で濾すセボ

こんにちは。牛女です🐄

ウガンダはたぶん本格的な乾季に入りました。

 

いやこれは暑い!やばい暑い!

夜も朝も暑いんやがこれが乾季か…!!!

 

雨季のウガンダしか知らんかったから

これは日本の夏より100倍住みやすい~とか調子こいてた…

 

めんどくさがりの私、

3週間前に壊れた冷蔵庫を放置したまま本格的な乾季に入り

さすがに冷たいものを欲して耐えられんくなって

ホテル従業員に交渉→「今晩Someoneが部屋に来るよ」と(Someoneって誰やねん)

Someone部屋に来る→状態説明するも冷蔵庫に触れもせず「明日Someone呼ぶわ」と言い残し帰る(あなたがそのSomeoneだったのでは)

翌日→誰も来ない。

 

部屋の不具合起きたときはスタッフ任せにせず

部屋換えて。他の部屋に冷蔵庫あるでしょ。今やって。

っていう主張するのが早いな(そりゃそうか)ということを学んだ乾季の始まりでした

 

※ホテルのボスに苦情入れたら一瞬で新しい冷蔵庫来て解決しました

 

集乳所の牛乳と市販の牛乳でアフリカンティー飲み比べしてみた

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190210214809j:plain

私、最近チャイにめちゃめちゃハマってまして

オフィス近くの coffee(めっちゃローカルな掘っ立て小屋レストラン)で

朝のブレイクタイムにセボ(にいちゃん)達に絡まれつつ一杯ほっこりするのが日課になってます。

 

最近、これ家で夜作業しながら飲みてぇ!と思い、

ティーパックに熱い牛乳とスパイス入れるだけやろ、簡単♪

と意気揚々に作ったんでんですが。

 

これがなかなかローカルの味にならない…

自称牛女としてこれは悔しいので

牛乳に拘って自分好みの味を追求してみました。

 

1.集乳所の牛乳で作ってみた

 

農家さんが手搾りした牛乳は集乳所に運ばれて15~30円/Lで買い取られます。

(乾季と雨季で価格変動。それにしても安すぎるよな…)

f:id:ugandacowcowdiary:20190209033541j:plain

 

そんなわけで集乳所訪問したついでに

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190211005409j:plain

集乳所。大小規模で至る所にある。

 牛乳1L購入(30円/L)

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190208181213j:plain

ポリ袋に入れられる。家帰ったら漏れまくってた…

家に持ち帰って鍋でボイル。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190208185357j:plain

 

ほんのちょっとだけ噴き出してこぼれたけど

床の拭き掃除できたからまあよしとする。

(牛乳ボイルする時は目話さないようにしましょう。)

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190208184944j:plain

 

綺麗な白やぁ…

でもたまに異物浮かんでるので自分でもう一度濾すのをオススメします。

 

さらにティーパックとティーマサラを適量加え、

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190208185052j:plain

 

ふわあああぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!

アフリカンティーの見た目やあああああ!!!!!

バナナが本当に合う合う合う。もう大好き。

 

2.市販の牛乳で作ってみた

 

ウガンダで大手牛乳メーカーといえば、LATO MILK・JESA・Fresh Dairyなどなど。

今回はたまたま家にあった上記どれでもないHighland Everfreshで作ることに。

f:id:ugandacowcowdiary:20190208181449j:plain

500mlパック約60円。日本の牛乳みたいな自立式の紙パックもあるけど個人的になんやかんやこれが適量で使いやすい。

ウガンダって生の牛乳のめるの⁉問題

ウガンダの牛乳って生で飲んで大丈夫なの⁉という質問をよく受けるので個人の見解を解説。結論から言うと、私はほぼ毎朝生乳でフレーク食べてるけどおなか壊したことはありません。理論云々よりも体で証明するのが説得力ある気がする笑

大丈夫な理由もちゃんとあって、アフリカではLong Life Milk というUHT(120~130℃2~3秒加熱する超高温瞬間殺菌法)処理を施された牛乳が大手牛乳会社から出回っています。工場でUHT処理された牛乳は真空パックで市場に出るため、常温保存で消費期限がなんと3ヶ月なんでございます。日本のようにコールドチェーンがまだまだ開拓されてないので、消費期限1週間とかの販売方法をとれないというのが現状ですが。今度Long Life Milkの細菌培養検査してみようと企み中。

 

ということで鍋で牛乳ボイルしてティーパックどぽんしてティーマサラを適量。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190214032048j:plain

これはローカルレストランのチャイですが。チャパティと一緒に頼んで30円。

見た目はチャイなんやけど… 

なんか水っぽいというか牛乳の濃厚さがない…

 

3.結果

 

…………………

 

集乳所ミルク圧勝。

あの独特の臭みと濃いミルク濃度がローカルで飲むアフリカンティーそのものだ…

 

市販の牛乳も不味くはないんやけど、

製造工程で水が混ぜられちゃうので濃度が薄まっちゃうんです。

ちょっと冷蔵庫の温度低すぎたりするとシャリシャリに固まります↑

 

 

衛生レベルはまだまだ低いけど

コスパの良さとローカルの味により近づけるという理由から

チャイ作るときは集乳所の牛乳がオススメ!

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190208185052j:plain

ということで今日は自宅から。

バナナとチャイほんとやばいほんと合う。

 

Kare!

 

 

 

 

 

24歳、牛女の決意

f:id:ugandacowcowdiary:20190128011312j:plain

ウガンダの母!!!ウガンダで開業準備中の獣医さん大先輩!!!隣のにーちゃんは旦那さんじゃないよアスカリ君だよ。

こんにちは。カンパラから牛女です。

今回は自分語りブログ。。。(毎回そうか 笑)

 

先日1月25日に24回目の誕生日を迎えまして

心身共に健康にウガンダで24歳を迎えることが出来ました。

 

24歳って10代の頃の私からしたらとてつもなく大人に見えたけど

実際24歳になった私はまだ大学5年生、ガキなんですよねぇ…

まだ何の専門性も技術もなくて現地の人達に与えられるものがなくて

アフリカの大地でニャボやセボや子供たち、仲間、動物たち、マトケ畑に支えられて

この3ヶ月生きてきたんだなぁと涙腺ゆるゆるながら文章を綴ってます。

 

24歳 前夜祭

1月24日夜、在ウガンダ日本大使館が主催する新年賀詞交換会に参加すべく

滞在地ムバララから5時間かけてカンパラに上がってきた私。

 

なんやかんや月一回は訪れるカンパラですが

異常な人口密度とありえん数の車・ボダボダ・マタツの渋滞、都会っぽい暑さ

さらに交通ルールなんてあったもんじゃないめちゃめちゃ神経使う道路状況に

もうやだカンパラなんて嫌い…こんなとこ住めない…

と毎回萎えつつ、

ムバララでは食べられないウガメシ以外の食の楽しみを胸に今回もカンパラ入りしました。

(ムバララで食べれるローカルじゃないレストランと言えばインドカレーのみ。自炊してるから和食は食べれるけど、自慢じゃないけど美味しい料理作れる確率が低いため中華とか和食とか食べれるレストランがたまーに恋しくなるのです。食の多様性に関してはほんと日本に勝る国はないなぁと感じる…)

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190202221742j:plain

カンパラのタクシーパーク。乗り合いタクシー(通称マタツ)が所狭しと並んでる。初めて見たときはどうやって出るのか不思議で仕方なかったがみなさん雑ながら器用に運転しておられます。

 

日本大使館公邸に向かうと受付にスーツ姿の日本人さんたちがワラワラ。

ここウガンダやんな!?

日本人さんがいっぱいおられる…!!(日本人パーティーやからね。)

なんだこの大人のパーティーみたいな空気!!(大人のパーティーやからね。)

ウガンダに来て早や3カ月、もう既に日本人社会に馴染めなくなってる自分に軽く絶望しつつパーティーが始まりました。

 

幸い見知った大人の方々や同じトビタテ生の友達、学生も数名いたため

馴染むのに時間はかかりませんでしたが、

大人のパーティーを初体験し、まだ学生でいたい…

と尻尾と耳の垂れた犬の如く縮こまってた軽度コミュ障の牛女です…

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190202225731j:plain

犬。ただの犬。かわいいなぁ。

 

と、そんなことを思いつつ割と終始緊張状態だった私ですが、

ウガンダで活動される日本人さん達とたくさんお話をし

国際開発・国際協力の最前線で活躍されてる方々のお話を聞き

ウガンダ上陸して至上初なんじゃなかろうかというレベルの量の

アウトプット・インプットをものすごいスピードで行って

アドレナリンどばどばHR(心拍数)過剰頭冴えまくりな夜を過ごしました。

 

いやぁ、たまにオフラインでアウトプットインプットする機会設けるの

ほんまに大事やなあ……

 

24歳の決意

f:id:ugandacowcowdiary:20190203003456j:plain

牛女の決意。アンコレ牛とホルスタインのクロスブリーディングっぽいやつ。

その夜、情報を整理しながらウガンダの母とお話ししつつ考えたこと。

この3カ月私がウガンダでやってきたことは

ただの国際交流に過ぎないということ。

 

留学生活残り7か月を、ウガンダの課題発見や解決のためにどう動いていくのか

アクションプランをもう一度練り直さなきゃいけない

 

出国前、牛女としてこの国でやりたいと思い描いていたものを

行動に移さなきゃいけない

 

何の技術も肩書のない学生という身分を最大限に生かして

現地に住んで活動できてるという環境を利用しまくって

貪欲に、もっともっと情報を取りに行かなきゃいけない

色んな関係機関に赴いて話聞きに行って現場を見なきゃいけない

 

そうしたい今すぐ動き出したい

という心からのモチベーションを復活させることができました。

 

ということで私の24歳の決意。

 

ウガンダのミルクバリューチェーンについて現地で調べ尽くす

酪農家女性たちのコミュニティ作りの可能性を探る

 

この3か月のわたし。

日本から抱えてきたモヤモヤと現地で勃発した問題にエネルギー持ってかれて、

 

 牛女やりたかったんやっけ自分

ほんまは何がしたかったんやっけ

分らんくなっちゃった

 

でもウガンダの人たちはほんとにあったかくて

パイナップルは世界一おいしいし

子供たちは目くりくりで異様にかわいいし

なによりウガンダ大好きやし帰りたくないし

自分がわからーーーーーんと発作的に涙することもしばしば

(元気ではあったけどなーんかしんどかったんやなぁと今さらながら思う😐笑)

 

なんだかんだありましたが、

ウガンダ国内外問わずほんとにたくさんの人たちのサポートがあり

やっと自分のしたかった留学を思い出すことができた

したいことを明確に思い出すことができたと 。

 

赤道直下照り付ける日差しの下、太陽のありがたさを噛み締めつつ

明けぬ夜はないんやなぁとポエマーっぽく感傷に浸ってます。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190203004722j:plain

シェカシェカ~って言ったらすぐ笑ってくれる子供たち。なんでこんなかわいいんじゃろう…

f:id:ugandacowcowdiary:20181212045847j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20190203005326j:plain

 

そんなこんなで、24歳の私もめちゃくちゃエネルギーに溢れてます。

相変わらず社会不適合者な私ですが、自分の道を貫こうと決めたので

興味ある方はそっと見守って下さいませ。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20190203000746j:plain

今日はバナナクレープとチャイ。甘……(全部で480円くらい。安くはないねぇ)

それではムバララのカフェから牛女でした。

Kale! 

 

 

 

 

ウガミルクプロジェクト紹介するよ

f:id:ugandacowcowdiary:20181205071633j:plain

こんにちは。牛女です。

 

12月に入ったのに雨季が全然終わらん!!!!!

11月までって聞いてたのに…

はよマンゴーを貪れる季節になってくれ…!!!

 

因みに雨季のウガンダはこんな感じ↓

f:id:ugandacowcowdiary:20181205074053j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181210235558j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181211000009j:plain

なんかめっちゃ分かりにくいけど、

アホほど降って、まじでスコールってくらい降って、

数分で通り過ぎていくという。

なんとも分かりやすい天気です(笑)

羊たちが心なしか萎れて見えて、

いつもは頭突きしてきたり憎たらしいけど

この時だけはちょっとだけ可哀そうになるんよなぁ…

 

f:id:ugandacowcowdiary:20181211002915j:plain

雨上がり、鼻ズルズルさせながらフレーメンするロミオ↑

※フレーメンとは。

哺乳類で見られる行動。オスが発情してるメスのフェロモンを感じ取るために、唇をべろーんてして鼻腔に蓋をして、鋤鼻器でフェロモンを感知しようとする生理現象。って習ったけど別にフェロモンだけじゃなくて色んな匂い感じ取ってるらしい(自分の尿とか、人間の生活臭とか)。そういえばケニアの国立公園でフレーメンした後メスのケツ追いかけて見事成功してるウォーターバックと遭遇した時はほんと生命の尊さに感動せずにはいられなかった。(←繁殖オタク) 因みにヒトは鋤鼻器が退化してるのでフレーメンしない。フレーメンしてる人がいたらきっと鋤鼻器が痕跡器官として残ってる人だから、誰かの発情や未知の臭いを感じ取ってるんだなとそっとしてあげて下さい。

 

 乾季来たら来たで水不足に困るんやろうけど…

うちの職場はなぜか断水してるので(検査機関なのにね)

スコールの時にごついバケツいくつか外に出して水貯めてます

(↑ほんと一瞬でバケツいっぱいになるよ)

 

こんな気分屋の雨季も12月に入ったのでそろそろ終わるはず…!!!

マンゴ―マンゴーマンゴーマンゴーマンゴー!!!

 

 

ウガミルクプロジェクト

雑な前振りでしたが

前回のブログでほのめかしてた、

牛女がウガンダでどう牛女してるかお話しします。

 

f:id:ugandacowcowdiary:20181205082027j:plain

私がお世話になってる受け入れ先、正式名所を

JICA草の根パートナー型技術協力事業「ムバララ県安全な牛乳生産支援プロジェクト」

と言います。

略して「ウガミルクプロジェクト」←呼んでるの私だけ

 

2016年10月から2019年9月までの3年間の契約で

ムバララの農家さんの牛乳生産量と品質UP👆👆を目指し

獣医疫学的なアプローチで支援するプロジェクトです。 

 

 

え?????

アフリカで酪農??????

 

 

 って思った人、絶対いるでしょう!!!

 

分かる、分かりますよ。

酪農と言えば北海道とか北欧のイメージですよね。

ウガンダみたいな赤道直下、激暑なとこで酪農って

イメージつきにくいんではなかろうかと。

(実際トビタテ二次でも聞かれたし↑)

 

いやいやいや、だがしかしBUT。

ウガンダ西部は他の東アフリカの国々とは訳が違うんでございます。

これ、話し出したら止まらんから

どっかの投稿で語りますね★

(もう既にこれ書きながら興奮してきてるヤツ← ← ←)

 

 

話を元に戻して、

このプロジェクトの3年間の流れが一瞬で分かる図をどーーーーーーーーん

f:id:ugandacowcowdiary:20181212021838p:plain

こんな感じの流れで

日本人獣医さんとウガンダ人カウンターパートさん達が

築き上げて下さったものに乗っかり、

普及活動ラスト2カ月という所から私の活動がスタートしました。

 

普及活動って実際何やってるかというと

f:id:ugandacowcowdiary:20181211053831j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181211054042j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181211060449j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181211054531j:plain

f:id:ugandacowcowdiary:20181212045847j:plain

こんな感じのことしてます。

 

………

写真撮ってるだけじゃねぇか。

 

ケータイの写真見返してても

農家さんとか牛とか羊とか子供の写真ばっか…

 

実際、農家さん行ったら必ず写真撮らせてもらってるけど

ちゃんと普及活動もしてます!

 

介入パッケージっていう

衛生的な酪農のハウツーリーフレット的なものがありまして、

(プロジェクトで作成されたやつ↑)

ワークショップとか農家さん巡回でこの介入パッケージをレクチャーしてます。

 

要は、超泥臭-----く
衛生的な酪農の大切さともたらす効果について伝え続ける

という活動をしてるわけです。

 

ムバララは酪農の盛んな地域ではあるけど、

一頭当たりの乳量は日本の牛の半分以下

アフリカならではの病気が蔓延してて

(おそらく)その病気予防のための殺ダニ剤が原因で失明してる牛がいたり

搾乳するパーラーなんてない且つ水がない状況で

うんこだらけの土の上で清潔じゃない手で搾乳してたり

ワーカーが安月給だったり

数ヶ月も給料支払い滞納されてすぐワーカーが辞めちゃったり

 

問題はいくらでもあるけど、

 

ムバララの土地の豊かさや

ウガンダ象徴のアンコレ牛がいたり(乳量は出ないけど)

BCSが割と良い子が多かったり

中国がガンガン入って来てコンクリ道路作りまくってくれちゃってるおかげもあり

(水道管整備する前に道固めちゃうから後で管通す時どうすんのかなあとは思うけど)

国内のコールドチェーンが開拓されつつあったり

 

っていうのを目にすると、

 

ウガミルクが世界に進出する未来は近いかもしれない…!

ウガンダの酪農の可能性をひしひしと感じ

うおおぉおぉぉぉおおおおお!!!!!!!

ってなってる今日この頃です。笑

 

興奮冷めやらぬ中

停電にも負けずブログ書いてるなうです。

(停電でノーネットワークなの忘れて下書き更新しようとして、書き足したとこ全部消え去った時はウガンダ来て初めて停電を恨んだ←自分が悪い)

 

そんな停電の夜考えてたこと。

ウガンダの酪農のリアル

ウガンダの酪農周りのシステム

・国際協力と支援について思うところ

ウガンダコールドチェーンについて

書きたいなぁ酪農って話し出したらどこまでも繋がってくんよぁ

と思いつつ下書きばっかり増えてるチキンです。

(自分の考えを発信するのにまだ慣れないヤツ↑)
 

f:id:ugandacowcowdiary:20181212060500j:plain

そういうことで、ムバララのカフェから牛女でした🐄

Kale!